5月10日、レンジャーズ本拠地で行われたパドレス戦での事。4回にレンジャーズの選手が打ったファウルボールがレンジャーズベンチサイドのカメラマン席に飛び込んできました。あわや中継カメラに直撃か?!と思われた球は、テレビカメラマンの真横を通過し事なきを得たのですが、一部始終を見ていたレンジャーズ・バニスター監督がベンチの柵の向こうから慌てて駈け寄ってきました。「大丈夫か、本当に大丈夫か」試合中に、ましてや2点差を追いかける大事な場面で、チームスタッフでもないカメラマンにこんな気遣いが出来る監督はなかなかいません。最後に無事で良かったと監督とグータッチを交わしたカメラマンにこの写真を見せると「嬉しいよ。息子に見せたい」と大感激でした。

そんなバニスター監督、高校時代に足首の骨腫瘍が見つかり、切断を免れるため7回もの手術と抗がん剤治療を経て復帰し、大学時代にはホームベース上での衝突で脊椎骨を損傷し10日間も昏睡し2度と歩けないと言われたにも関わらず奇跡の復帰を果たしたスゴ~い人でした。

7シーズンをマイナーでプレーし現役時代のメジャー経験はなんと代打で起用され放った1安打のみの生涯打率は1.000! どんな逆境にあっても野球をあきらめない姿勢と、数字だけではわからない監督の人柄を目の当たりにして、大好きな監督の1人になりました